皆さんは自宅でコーヒーを飲む際、どんなコーヒーを飲んでいますか インスタントやドリップバックなど忙しい時はとても便利にコーヒーを入れられますが、少し手を加えるだけで とても美味しいコーヒーに浸ることができます。 コーヒーはやはり鮮度の良い豆を挽きたてで入れることで全くと言っていいほどに味わい深くなります。 ただコーヒー豆の鮮度を購入の際、選別するのは難しい事ですね。 追求した結果、自分で焙煎する方法を見つけ自家焙煎を始めました。 自家焙煎の強い味方である焙煎機について、ご紹介いたします。 いくつか試した結果、私はジェネカフェ(gene Cafe)に辿り着きました。 3か月使用してみて実際に感じたメリットやデメリットをまとめてみました。
目次
ジェネカフェ(gene Cafe)の仕様
攪拌方式:捻り回転方式(輻射熱) ドラム: 材質 耐熱強化ガラス(PYREX) 加熱方式:間接熱風方式(6秒~30分/6秒単位) 温度調節:60~250℃電子温度制御機・1℃単位 冷却方式:常温強制送風方式(約10分60℃) 用量:最大250g(推奨200g) 製品寸法:490×243×229(mm) 製品重量:5.5Kg 動作音:65dB 電源:AC100V・1300W 製造国:韓国 価格:83,000円前後 ※世界初の渦巻きねじり攪拌方式(輻射熱)で3D回転しながら焙煎するためムラを抑えた均一な焙煎ができます。 焙煎方式には、間接熱風方式(ニクロム線ヒーター熱源)を採用 焦げ付きにくくなっています。 ドラム(焙煎容器)は本体から外せるので豆の投入、取り出しに便利で、掃除をしやすい構造 家庭用焙煎機のため、初心者でも扱いやすいのも特徴です。
ジェネカフェ(gene Cafe)のメリット
1.家庭用焙煎機なだけに操作は簡単
①生豆を計量後、焙煎容器(ドラム)に入れて本体にセット ・軽量は必ず行いましょう 洗浄は不要です。 (再現性を高めるため何グラムを何分で何℃でなど数分ごとの豆の様子なども記録し、ご自身の好みの焙煎度を見つけてくださいね。) ・生豆は投入の前にピッキングしておくと良いでしょう ※ハンドピッキングとは目視で欠点豆を取り除く作業のことです。取り除いた後再度軽量することもお忘れなく。 代表的な欠点豆:カビ豆(黒ずんでいる)・虫食い豆(虫に食われている)・奇形豆(極端に小さい、形が歪んでいる)など
②焙煎開始 温度は1℃単位(60℃~250℃)時間は6秒単位(6秒~30分)で設定ができる スタートすると終了時間まで自動で焙煎してくれる(加熱方式→間接熱風方式)。 終了時間になると冷却が自動で開始(常温強制送風方式)10分かけて焙煎容器の温度を60度迄下げて終了します。 温度や時間は途中で豆の様子を見ながら変更することが可能。 全体の流れ 焙煎容器を引き抜く→生豆を投入→青ボタンPUSH(電源ON)→青ボタン回し時間設定→赤ボタン回し温度設定→赤ボタンPUSH(START焙煎開始)→自動で終了→自動で冷却開始(10分間)→終了
2.チャフコレクター
焙煎中に発生するチャフを焙煎中に焙煎ドラムから取り除き収集してくれるチャフコレクターがついています。 チャフコレクターも本体から取り外すことができるのでチャフを捨てるのも簡単です。 ※チャフとは コーヒー豆の薄皮の事です。コーヒー生豆から焙煎する事で豆は乾燥し豆の薄皮が剥がれてきます。 鍋や手回し焙煎であれば豆から剥がれたチャフが作業場に舞い散り後の掃除は割と手間になります。
例)コーヒー豆200gの焙煎1回で出たチャフです(豆の種類や焙煎度にもよりますがこちらは少ない方です)
3.お手入れも簡単
毎回 焙煎後、チャフコレクターを本体から外し更に蓋を外して外にチャフを出し捨てる。コレクター内に見える網についたチャフはブラシで取り除く。 5回ごと 焙煎容器を洗剤で水洗いします。豆の油が沢山付着している場合は頻度を上げる。本体裏のフィルターもほこりを取り除く。
4.焙煎中の焙煎状態を肉眼で認識することができる
焙煎容器(ドラム)は耐熱強化ガラス(PYREX)で出来ているため焙煎中、コーヒー豆の様子を見ながら温度や時間を調節することが可能
5.排気量も少なめ
ジェネカフェは家庭用焙煎機です。一般的な家の中で利用されることを想定して作られています。 焙煎度にもよりますが深煎り位まではお鍋で何かを煮込んだり、炒め物しているくらいの排気量です。 極深煎りではさすがに排気量もや匂いも屋内での焼肉位は発生します。 好きな方は気にならないかもしれませんが、一般家庭で使用する場合は部屋の中にコーヒー豆の香りは残るとご理解ください。 換気扇下でのご使用がお勧めです。 ※換気扇の下の設置が難しい場合は窓など換気でき、燃えるものがない場所をお選びください。
6.安心設計
過熱防止機能」 機械内部温度が過度に上昇すると自動的にヒーター電源を切る設計になっていて初めて焙煎機を使用される方にも安心してお使いいただけます。
ジェネカフェ(gene Cafe)のデメリット
①焙煎開始は生豆投入後に電源を入れる仕様ため、窯の温度が上がるまでの焙煎時間が長くなること。 焙煎終了後、自動的に送風冷却が開始されて、なだらかに窯内の温度が下がるため終了後も焙煎が進んでしまう。 (常温強制送風方式(約10分60℃)のため深煎りが極深煎りになることも) ②ハゼ(クラッシックともいいますが)の音が聞き取りにくい ※ハゼとは焙煎によりコーヒー豆の水分が飛んで爆ける音です。ポップコーンの様なイメージ。 3D回転方式で動作している際、攪拌のために焙煎容器内に付属されている金属音がパタパタ聞こえるためハゼ音は聞き取りにくく感じることもあります。 ③焙煎機の大きさ 製品寸法490×243×229(mm) 製品重量5.5Kg 置き場所をあらかじめ決定されてからのご購入をお勧めします。
ジェネカフェ(gene Cafe)の改善方法
①焙煎についてお勧めはできませんが、以下のように対応しています。 焙煎前 予熱しています(自己責任でお願いします)。先に空焚きしてある程度の温度(170℃位)になってから一度STOPしてコーヒー生豆を投入する。 終了後 終了後の焙煎の進み具合を計算に入れて焙煎時間を短く終了。豆の色やふくらみ具合を観察し狙った焙煎度の少し前に終了する。 または(終了後) 170℃くらいで強制終了してザルにあけてドライヤーでハンド冷却(自己責任でお願いします)。 豆の種類でも火の入り方は違います、ここは経験することだと思います。出来れば同じ豆で何度か焙煎して 掴むの繰り返しで自分の狙った焙煎度に仕上げることができるようになります。 ②ハゼ音について換気扇を止めて利用しています(お勧めはできませんが) あとは豆の色で判断するのも方法の一つです。 ③焙煎機の大きさについては場所はとりますが、デザインは洗練されていますし、メカニックなところが魅力的でオブジェのように置いておくのもお勧めです。家にコーヒー焙煎機があるなんて素敵ですね。
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